すっぽ抜けるSCノット・FGノットの原因 デメリット コツ
SCノット・FGノットで大きい魚とファイトしていると急にスカッとテンションが軽くなり、「えっ?!」と巻いてくるとリーダーとルアーが無くなっている・・・。
高いルアーを使っている時に良く起きる現象で、これは魚の呪いか?と思う日々。
これ、魚の呪いではありませんでした。
素手で締め込んでいるのが原因でした。
素手で締め込んだ場合、手にPEラインが食い込んで痛いと思うあたりで締め込みが完了と思い込んで使っていました。
それでも運が良ければ締め込みが成功している事もありますが、寒くて手がかじかんている時や、手が濡れている時は痛みが強くなるので締め込みが甘い時が多くあります。
素手で締め込んだ所を見ると一部だけ色が変わったりしています。
一部が締め込みが甘い状態だと、魚が暴れたり根掛かりを外す時にしゃくる振動で徐々にほつれて行って最後にはすっぽ抜けます。
締め込む場合と根掛かりを切る場合はラインブレーカーがおすすめです。
強いPEラインで根掛かりした場合にリールのスプールを抑えて引っ張って切るとリール内部のギアに負担が掛かって削れて巻き心地が悪くなります。
高いリールが壊れた時は泣きそうになりました・・・。
SCノットやFGノットで編み込んで、ノット部分を摩擦対策で濡らしたらラインブレーカーでゆっくり締め込んでいくとPEラインが徐々に色が変わっていきます。
全体に綺麗に色が変わったら完成です。
編み込みが失敗している場合は、ラインブレーカーで強く締め込んでいる時にリーダーから抜けていきます。
上手に編み込んで締め込みも上手くいっている場合は、仮止めのハーフヒッチ程度だけでもすっぽ抜けする事がありませんでした。
SCノットの主なデメリット
- 細糸での結びにくさ: SCノットは細いラインでの結びにくさが指摘されています。特に細いPEラインやリーダーを使用する場合、結束が難しくなることがあります。
- 結束の滑りやすさ: 結び目が滑りやすく、しっかりと固定するのが難しいというデメリットがあります。これは、特に力のかかる釣りで問題となることがあります。
- 細いラインとの相性: 細いラインとの相性があまり良くないとされています。これは、結び目が大きくなりがちで、その結果、ガイドを通る際の抵抗が大きくなる可能性があるためです。
- 結び目の大きさ: SCノットは結び目が比較的大きくなる傾向があります。これは、特に細いラインを使用する際に、ガイドを通す際の抵抗となり得ます。
SCノットはその強度と使いやすさで多くの釣り人に支持されていますが、細いラインでの使用や結び目の大きさなど、
FCノットの主なデメリット
- 結びにくさ: FCノットは結び方が複雑で、初心者にとっては結びにくいというデメリットがあります。特に、ハーフヒッチをしっかりと締めることが重要で、これが難しいと感じる人もいます。
- 強度の問題: FGノットは上手にできない場合は強度が安定しないというデメリットがあります。
ノットを結ぶ場合は事前に練習しいくつかのデメリットも認識しておくことが大切です。釣りの状況や使用するラインの種類に応じて、最適な結び方を選択しましょう。
締め込んでもすっぽ抜ける場合は編み込み失敗
締め込んでもすっぽ抜ける場合は編み込み失敗しています。
編み込みの回数が少ない
編み込みの回数は少なくてもすっぽ抜けの原因になります。
FGノットやSCノットは20回以上編み込みましょう。細いリーダーの場合は25回以上編み込みするとすっぽ抜ける事が無くなりました。
編み込みで重なったりムラがある
編み込みでPEラインが重なったり均一ではなくムラがあると摩擦が足りなくなりすっぽ抜けの原因になります。
SCノットはカラビナで簡単に結べる
- SCノットは、PE ラインとリーダーを強力に接続するための結び方の一つです。
- カラビナを使うことで、SCノットをより簡単に、かつ強力に結ぶことができます。
SCノットとカラビナの使い方
- カラビナの選び方
- SCノットを結ぶ際は、適切なサイズのカラビナを使用することが重要です。
- 軽すぎるカラビナだと、ノットを結びにくくなります。
- SCノットの結び方
- カラビナを使うことで、SCノットをより簡単に、かつ強力に結ぶことができます。
- 動画を参考にすると、SCノットの結び方がよくわかります。
SCノットとカラビナの活用
- PE ラインとリーダーの接続
- SCノットとカラビナを使うことで、簡単にPE ラインとリーダーを強力に接続できます。
- 大物を狙う際などに、この接続方法が有効です。
- 様々な状況で活用可能
- SCノットとカラビナは、様々な場面で活用できる便利な結び方です。
- 状況に応じて、適切なサイズのカラビナを選んで使うことが重要です。
SCノットとカラビナを上手く使いこなすことで、PE ラインとリーダーの接続を強化し、大物を狙うことができます。動画を参考にしながら、実践的に覚えていくことをおすすめします。
SCノットの強度
- 強度が高い
- SCノットは、結び目の強度が非常に高いことが特徴です。
- FGノットは上手に結べれば強度が一番高いのですが難しいので、SCノットの方が簡単で強度が高いとされています。
- 細糸でも強度が高い
- 細い PE ラインでも、SCノットを適切に結べば強度を保つことができます。
- ただし、細糸では結びにくく、抜けやすい傾向にあるため注意が必要です。
- カラビナを使うと強度がさらに高まる
- カラビナを使うことで、SCノットをより強力に結ぶことができます。
- カラビナを使えば、ノットを巻く回数を減らすことができ、強度を高めることができます。
SCノットの強度を最大限に引き出すコツ
- 適切なサイズのカラビナを使う
- カラビナのサイズが小さすぎると、SCノットを結びにくくなります。
- 適切なサイズのカラビナを選ぶことが重要です。
- ノットの巻き数を調整する
- SCノットの巻き数を調整することで、強度を高めることができます。
- 細糸の場合は巻き数を多めにする、太糸の場合は巻き数を少なめにするのがコツです。
SCノットは非常に強力な結び方ですが、適切な使い方を理解することが重要です。カラビナの選択やノットの巻き数の調整など、状況に応じて最適な方法を選ぶことで、SCノットの強度を最大限に引き出すことができます